317.熱中症対策義務化のおさらい|企業が整えるべき体制・手順・周知(2026/6/8)
今回の配信では、昨年の熱中症対策の義務化をふまえ、会社がどのような準備をしておくべきかを解説します。
熱中症は、本人の体調管理だけの問題ではありません。会社が暑い環境で働く従業員に仕事をしてもらう以上、安全を守るための備えが必要です。
ポイントは、まず「気づくこと」です。本人が「少し気分が悪い」と言える雰囲気、周囲が「様子がおかしい」と声をかけられる関係性が、事故を防ぐ第一歩になります。そのうえで、誰に報告するのか、応急処置はどうするのか、119番通報や搬送先の確認をどうするのかを、あらかじめ決めておくことが重要です。
また、暑さに体が慣れていない時期や、急に気温が上がる日は特に注意が必要です。水分・塩分補給、こまめな休憩、単独作業を避けることなど、日々の基本行動を徹底しましょう。熱中症対策は、現場任せではなく、会社全体で取り組むべき労務管理のテーマです。
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執筆
市川 恵
日本大学芸術学部卒業後、採用業務に携わる。労使関係に興味を持ち2010年社会保険労務士試験合格。2012年杉並区荻窪にて恵社労士事務所を開業。2016年法人化。社労士試験に独学で合格を果たした理解力と、役者時代に培ったフリートーク力を生かし、podcast「人事労務の豆知識」、社労士オンラインサロン「#社実研」を配信中。

