社会保険労務士事務所はどういう仕事をしているの?
社会保険労務士事務所はどんなサービスを提供しているのか?
社労士事務所といっても、いろいろなパターンの事務所があります。
会社の顧問、労働者の相談、障害年金の相談、人事労務のコンサルティングのみ行っているところなど・・・
その中でも多いのは、法人の顧問業務を中心にやっている事務所です。
顧問業務ってどんなことをやるの?
求人が多いのはこの事務所です。弊社もそうです。
顧問業務は、大体、
・労務相談
・手続き
・給与計算
この3つからなります。
この3つを月額固定の報酬で引き受けています。
また、主に顧問先から、就業規則や助成金申請などを依頼されることもあり、その場合は別料金でお受けする形になります。
労務相談は、経験や臨機応変な対応が必要で、たくさんのケースを身に着けていないと、難しいと思います。
入社してすぐに難しいケースをやらせてもらえる事はないでしょう。
しかし社労士事務所としては、1年くらいたったらできるようになってほしいなと思っていますので、やらないわけにはいかないと思った方が良いです。
手続き業務は、入社退社の書類作成や、傷病手当金や出産育児などの書類を作成し、役所に提出する業務です。
種類は多いですが、そんなに難しい業務ではありません。
給与計算は、作業は難しくないのですが、ミスができないのでプレッシャーが・・・・・
社労士の知識より、数字につよい細かい性格とパソコン操作のスキルの方が求められます。
社労士事務所の体制は2パターンある
事務所のやり方には大きく2パターンに分けられます。
顧客ごとに担当をつける事務所と、仕事ごとに担当をつける事務所です。
顧客ごとに担当をつける場合、その顧客の相談、手続き、給与計算すべてを一人で見る形になります。件数が多い時はアシスタントが付く場合もあります。
仕事ごとに担当をつける場合、難しい労務相談は代表、手続きはAチーム、給与はBチーム、という形で、お客様に固定の担当をつけず、事務所全体で業務をこなしていく形になります。
お客様のことを考えて臨機応変に対応していくのが得意か、同じ仕事を繰り返し行い精度を上げていくのが得意か、で、向いている事務所は違います。
また、顧客ごとに担当をつける場合はフルタイムの社員、仕事ごとに担当を決めている事務所は、週2~4のパートさんで回しているところが多いように思います。
どちらにしても、専門的な知識が身につくやりがいのある仕事です。
恵社労士事務所は、今のところお客様担当制です。