218.採用のための情報発信2
今回は、前回に引き続きゲスト回です。採用動画を手掛けているリクライブの二宮編集長に、採用についてお話を伺いました。
後半は、採用についての情報発信のポイントや効果についてお聞きしました!
前半はこちらになります→Podcast / ブログ
今週のPodcast ゲスト回後編のご案内
市川:今週のPodcastは先週に引き続き採用についてのお話を『リクライブ®』二宮編集長にお聞きしております。
採用活動について発信はすごく大事ですよね。
会社情報を発信するという方法のひとつとして、ライブ配信のような感じで、会社さんの生の声というか、実態を応募者の方に見ていただくような形の動画を作っているのが『リクライブ®』さんの事業内容です。
前編で「労使のミスマッチをなくす」という話を聞いておりまして、後編は「採用について」いろいろな内容のお話を聞いております。
採用には方程式がある
採用について『リクライブ®』よりご説明する方程式があるのですが、3つご紹介します。
採用の方程式1「情報量」
採用がうまくいっている会社さんは「情報量」が違います。
大手の会社さんが勝てる理由はそこで、CMを流していたり知名度がありますよね。
同じ業界でも中小と大手では圧倒的な「情報量」の違いがあるので、採用についても違いが出てくるということになります。
採用の方程式2「リアリティ」
その会社さんで働く「リアリティ」を応募者の方に持ってもらえるかどうか、というところです。
例えばTwitterを社員さんがやっているかどうかなどですね。
市川さんのようにYouTubeやPodcastをやっていたりするのも、これはほとんどの会社さんができないことだったりします。
採用の方程式3「全社採用」
こちらのポイントについて前は更新性や情報鮮度の高さと言っていました。
もちろんこれらも大事ではありますが、より大事なのは「全社採用」です。
社長さんや採用担当の方だけではなく、いろいろな社員さんが発信すること。
これは情報の広さや幅を意味します。
「情報量」×「リアリティ」×「全社採用」
採用情報の発信において、これら3つの方程式の掛け合わせができている程、採用がうまくいくということになります。
情報発信の重要性
市川:弊所は基本的に私が情報発信をしております。
多くの情報発信をしている中で最近思うことが、人の習性としてご自身が聞きたい言葉を拾うところがありますよね。
ご自身にとってプラスのイメージを持って聞いてくださると、やはり理想が高くなってしまう。
そうするとミスマッチになってしまうということがあるような気がして。
けれども「採用」として考えると、応募者の方が多くならないとお話にならない。
応募者の方にゼロの状態から自社に対しての興味を持っていただくというところで、やろうと思えばできるライブ配信は取り入れていった方がよいと思いますね。
それは間違いないですね。
情報発信について、社長さんが発信するというのはすごく大事なポイントです。
市川さんのところは従業員さんが8人ということで、組織力などにおいて社長さんの力がすごく大事になります。
応募者の方が市川さんの思いに共感できれば、うまくいくと思います。
価値観の共有は大切ですし、一緒に働こうと思ったときに知らない人のところにはなかなか行けないですからね。
ただこれは従業員さんの規模が何万人にもなれば話が変わってきます。
規模が大きくなればなる程、社員さんの仕事や考え方の幅が広がっていくので皆様が発信していくべきですね。
そのフェーズによって出す情報も変えていかなければならなかったりします。
応募者の方が重視していること
市川:このPodcastは人事労務のお話をしています。
やはり労務に携わっているので、お客様からの採用に関するご質問内容は、労務のご相談になるわけですよね。
あと社労士業界に入りたい方というのは、やはり労務のことを気にしますし、好きだからそういったところをよく調べたりします。
でも実際に自分が採用担当だったときは、労務について一切気にしていなくて。
社労士などにあまり関わっていない方々は、働き方改革(残業時間が少ない・休日や有給休暇の取得状況等)のような労務の制度を良くするというところを、どのくらい重視しているものなのでしょうか?
私が採用担当をしていたときは、時代背景もあって働き方改革というよりも
・キャリアアップ
・将来何ができるようになるのか
・やりがい
など、これらのようなことの方を重視していたと思います。
労務の制度を重視するかどうかについては、人によって異なるところであるとは思います。
そのため一概には言えず難しいところではありますが、新卒の応募者の方は職場環境や福利厚生などを気にされることが多いと思います。
中途採用時だと職場環境などだけではなくて、キャリアアップや職場での裁量権などを重視されたりしますよね。
どんなにお休みが多くてもお給料が高くても、自分が思い描いていた仕事ができなかったり、仕事に社会的意義を見出せなかったりしたら結局辞めてしまうので。
会社さんが目指している先と、ご自身がやりたいことがマッチするかどうかが重要だと思いますね。
『リクライブ®』さんへのアクセス方法
弊社へのアクセス方法は検索エンジンで「リクライブ」と入れてホームページをご覧ください。
採用動画についてはホームページで限定公開をしています。
そちらにアクセスしていただくと「台本無しの一発撮り採用動画」という文字がドーンと出てきて、これまでの動画がたくさんあります。
このPodcastを聞いてくださっている経営者の方や採用担当の方などがいらっしゃれば、ぜひご参考になさってくだい。
動画をご覧いただければどういう情報を求職者の方が必要としているのかなどがおわかりになるかと思います。
『リクライブ®』では動画配信の企画・収録・編集・活用まで全部一貫して私どもが運営していて、外部に委託していないので通常より情報発信が安価にできます。
大変な情報発信を丸投げできてよかったとおっしゃる会社さんが多いので、『リクライブ®』へいつでもお問い合わせください。
打ち合わせについて、弊社担当者の日程などもスケジュールに入れるようになっておりますので、ぜひご覧いただければと思います。
本日はありがとうございました。
今週のPodcastでは
二宮編集長がデザイン会社で修行されたこと、その最中で見てきたビジネスにおいて大切ことなど、たくさんお話しいただいております。
人事担当部署の中で「労務」と「採用」の担当の方が別々だったりすることもあったりしますよね。
採用担当の方とのコミュニケーションとしても「採用動画」をご覧いただきたいなと思います。
久しぶりのゲスト回でいろいろなお話を伺えて楽しかったです、ありがとうございました。
前編はこちらになります→Podcast / ブログ
今週はここまでになります。
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