150.雇用保険料率の話
150.雇用保険料率の話
令和4年から雇用保険料率が上がりますが、今までの歴史を見ると、決して高い料率ではないのです。
雇用保険ができた直後から今までの保険料率を見ながら、何があった時期なのかをお話しします。
雇用保険料率の推移。
雇用保険(失業保険)ができたのが、昭和22年、その時は22/1000でした。
現在(2022/2/7)は9/1000。そして今年の4月・10月に改訂があり、13.5/1000に上がるとのことです。
今回上がるということですが、実は今まで下がり続けていた・・・・?いや、雇用保険は時代に合わせて、下がったり上がったりしているのです。
お話ししながら見ていた、参考資料はこちら

これを見ると、3回上がっていますね。
昭和53年ごろから少し上がっています。オイルショックがあったときです。
平成13年ごろは、バブル崩壊、平成22年ごろは、リーマンショックです。
何かがあったときに、上がっていますね。
きっと今回も、あの時は新型コロナウィルスの時期だね、と、言われるようになるのでしょう。
今週も、ぜひお聴きください!
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執筆
市川 恵
日本大学芸術学部卒業後、採用業務に携わる。労使関係に興味を持ち2010年社会保険労務士試験合格。2012年杉並区荻窪にて恵社労士事務所を開業。2016年法人化。社労士試験に独学で合格を果たした理解力と、役者時代に培ったフリートーク力を生かし、podcast「人事労務の豆知識」、社労士オンラインサロン「#社実研」を配信中。