健康診断の結果の取扱いと社労士活用法
「健康診断の結果の取扱い、どうやって…」これはよく耳にする、小さな会社ならではのリアルな声です。どう扱うかという問題が、意外と大きなストレスになります。
1.はじめに
今回は、健康診断の結果の取扱いついて、特に小規模事業所向けにプライバシーを守りつつ、法令にも対応できる実務的な対応策について解説します。
『健康診断の基本』や『健康診断の実施後』については、こちらの記事をご覧ください。
2.健康診断の結果は慎重な取り扱いが必要
健康診断終了後に問題になるのが、結果の取り扱いです。健康診断の結果は企業が管理しなければいけません。しかし、その情報は従業員の病歴、健康状態、身長、体重、視力など、本人にとって見られたくない情報が多く含まれています。企業はより慎重な取扱いが必要になります。
3.「見たくない」「見せたくない」問題
小規模事業所では、社長、従業員同士と距離も近くなりがちです。健康診断結果を管理する人が「この人、体重こんなにあるんだ…」「再検査って出てるけど大丈夫かな…」こういった知りたくなかった情報を、望まなくても目に入ってしまいます。また、従業員の側も、「身近な人に見られたくない」という気持ちが強く、提出自体をためらうケースもあります。かといって、本人に管理を任せてしまうと、企業が把握すべき健康の異常を見逃すおそれがあります。
4.社労士事務所を活用
こうした悩みを抱える企業のために、私たちバラスト社労士法人では「健康診断サポート」のサービスを提供しています。
- 健康診断の時期をご案内
- 結果を当法人に、本人から直接ご提出
- 健康の異常の確認
- 必要があれば産業医の意見を聴取
- バラスト社労士法人で保管
つまり、プライバシーに配慮しながら、企業の法的責任も果たす仕組みです。社内の人に見られずに済むから、従業員も安心です。
5.まとめ
「健康診断の結果の取扱い、社内で扱いたくない…」その気持ち、よく分かります。だからこそ、社労士事務所に委ねる選択肢も考えてみてはいかがでしょうか。弊社では、健康診断に関する資料もご用意しています。ぜひメルマガ登録のうえ、お気軽にご相談いただけますと幸いです。
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執筆
松下 丘
日本大学文理学部卒業 金融機関でライフプランの相談を通じた個人向け保険営業に従事。公的な保険について興味を持ち、社会保険労務士に。2020年バラスト社会保険労務士法人(旧:恵社労士事務所)入社。就業規則作成や労働時間制度(フレックスタイム制、裁量労働制、高度プロフェッショナル制度等)の相談と導入を数多く対応している。誠実で穏やかな対応に定評がある。野球好き。