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先輩社員:合田 真梨菜

・自己紹介

2021年4月に入社しました合田真梨菜と申します。これまでに2社の勤務経験があります。前々職では、求人広告の営業、前職では日本語教師をしていました。社労士になろうと考えたのは、法律の知識を使って、企業・労働者間の課題解決ができるようになりたいと考えたからです。

・現在の仕事内容について

日常的な業務は、顧問契約をしていただいている企業の入退社に伴うものが多く、具体的には雇用保険や厚生年金・健康保険の資格取得届や喪失届、離職票の作成、扶養の加入・削除などです。他にも、産休や育休、労災、傷病手当金、月額変更届などの手続きや企業が新店舗を出す時の労働保険・社会保険の手続きなども随時行います。

年間作業としては、年度更新、算定基礎届などの手続きがあります。毎年、年末年始や6月~8月頃が繁忙期です。所内全員で手分けして作業を行います。

現在、給与計算の一次チェックを3社、二次チェックを1社行っています。数名から数百名規模の企業を担当しています。従業員が数百名単位の企業になると、一次チェックに約1日半かかります。ミスがあってはいけないので、チェック項目リストに沿って、ひとつずつ確認していきます。

最近では、担当顧問の労務相談や新規企業の問合せ対応も行うようになりました。労務相談の内容は、パートの有給付与の考え方や法改正に合わせて就業規則をどのように改定するかなど多岐にわたります。新規企業の対応では、訪問あるいはzoomで問合せの経緯や依頼内容等をヒアリングし、サービス紹介・見積・提案を行います。私の場合はヒアリングまでを主に担当しています。

その他、月に1度、先輩社員と社長を交えて実際の課題を想定した練習を行っています。また、2か月に一度、ニュースレターの記事を執筆したり、YouTubeにアップロードする動画の撮影をしたりしています。

・前職での経験と現在の仕事

私は前々職で法人営業をしていたので、日々の電話対応や新規企業の対応にもすぐに慣れることができました。また、日本語教師をしていた時は、毎日生徒の前で講義をしていたので、動画撮影の時にも緊張せずに話すことができています。さらに、現在の仕事では、ご相談などを受けた際に、要点をわかりやすく伝えることがとても大切になります。頭では理解していても、それをわかりやすく相手に伝えるにはやはり日々意識しないとすぐにはできないことだと思います。特に法改正があった時には、一早く正確にお客様に情報を届ける必要があります。お客様にどのように伝えるのかを常に意識していると、日頃の情報収集の視点も変わってくるように感じています。その点、まだまだ私自身精進しなければなりませんが、相手にわかりやすく伝えるという点において、これまでの商談経験や講義経験が多少なりとも活かせているのではないかと感じています。

先日、育児休業の法改正内容についての問い合わせがあった際には、制度の概要以外にも、既存の就業規則のどこを修正すればよいのかとご相談をいただいたことがありました。日々人事労務を担当しているお客様からすれば当たり前の視点ですが、就業規則のどの条文をどう変えればいいのかまで意識して日頃から情報収集をしなければならないと改めて感じました。そのためには、日々勉強し続け、情報収集を怠らない姿勢が非常に大切だと考えています。

・やっていてよかったこと

お客様の抱える課題を解決できたときにやっていてよかったと感じています。最近では、残業時間が多く悩んでいたお客様から「頼んでよかった」という言葉をもらい、やっていてよかったと感じました。

また、日々の手続きや給与計算などで、企業から質問をいただくことが多く、わかりやすかった、迅速に対応してくれて助かったなどのお言葉を頂戴すると嬉しく感じます。

・失敗談

算定や年度更新、月額変更届などといった手続きは、作業量が多いため、自分一人だけではなく、他の社員と一緒に行わなければなりません。そのため、全体の作業のスケジュールを立てて、いつまでにどのぐらい終えている必要があるのか、進捗管理しなければなりません。私が進捗管理の担当だったのですが、目の前の作業に追われてしまい、他の社員への仕事の割り振りがうまくできず、結局提出期限ぎりぎりになってしまったことがありました。今後は、進捗確認する日時を曖昧にせず、他の人が何をどのくらいしているのか常に確認するように心がけたいと思います。

・5年後、10年後のキャリアビジョン

5年後は、最初から1人で新規企業を担当できるようになっていたいです。そのために今は積極的に専門知識を身につけ、経験を積んでいきたいと考えています。また、今後事務所の規模が大きくなると、私よりも後に入社する社員が増えていきます。彼らから頼られるような存在になれるよう、日々勉強し続けたいと思います。

  10年後は、難しいとされる労務相談にも対応できるだけの知識・経験を身につけていたいと考えています。私が社労士になろうと思ったきっかけは、もともと外国人の就労支援や生活相談などの活動に関心を持っていたことがきっかけです。今後は会社での知識・経験を活かして個人の活動として外国人への支援活動もできればと考えています。最近はお客様の企業でも外国人労働者の採用が増えていますので、個人活動の経験も普段の仕事に活かせるようなキャリアをイメージしています。

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